歴史から分かるスキンケア選びの軸

化粧品選びの軸…ありますか?

「化粧品って何を基準に選んだらいいのか分からない…!!」

 

 

意外と化粧品成分にまで詳しい方でも、
化粧品選びの基準に関して分かっていない方は
結構多い
みたいなんですよ。

 

私自身もそうだったんですけど、
化粧品選びの絶対的軸を持っていないと
「使ったら肌荒れが悪化した…」
とか
「乾燥肌になった…」
とか、綺麗になる為にスキンケアをしているのに、
肌老化を促進してしまう事があるんですよ。

 

 

すっごい嫌ですよね?

 

なので今回はスキンケア選びの軸となる本質
スキンケアの歴史的事件からお話ししますね。

 

…っていうのを日本史・世界史に疎い理系の自分が語ります!笑

 

いや、学校で勉強する歴史って何であんなに難しいんですかね。笑

 

「武家諸法度って言葉の響きが格好いいなぁ…」
で自分の日本史の知識は止まっていますけど、
化粧品の歴史は任せて下さい!笑

 

今回は化粧品を選ぶ上で知っておくべき
2つの歴史的事件だけお話しします。

 

これによって何に注意して化粧品選びをすればいいか
が分かると思いますので。

 

歴史的背景1「1950年 合成界面活性剤の流入」

界面活性剤とは

 

「よく聞くけど界面活性剤って何?」
って感じですよね?

 

簡単に言うと水と油を溶かす為の物です。

 

「水と油の関係」という言葉の通り、
水と油は本来互いに溶け合う事はしないんです。

 

 

ただ、水と油に界面活性剤が加わると
界面活性剤は水分と油分をくっつける働きがありますんで、
油分の周りに水分がまとわり付くように溶けるんです。

(水分の周りに油分が纏わり付く事もあります。)

 

水分に油分が溶け合っている身近な例で言うと
牛乳やお手元の化粧水がそれです。

 

 

こうやって水分と油分が溶け合う成分が加わることで、
化粧水に様々な美容成分(油分)を分離せずに
溶かす事ができるようになった
んです。

 

この界面活性剤によって色々溶かせるようになった事で、
様々な化粧品が生み出されていったんですよ。

 

ただ、一方でこの強力過ぎる合成界面活性剤が
日本人を「乾燥肌」や「敏感肌」に変えた
んです。

 

乾燥肌、敏感肌の原因

 

もともと私たちの皮膚は
細菌やウイルスが体内に入るのを防ぐよう
バリア機能
という水分と油分の膜で覆われています。

 

 

このバリア機能は水分、油分、水分、油分…
と何重にも層が重なってできていて、
体内への異物の侵入を防いでいるんです。

 

ですが、この強力過ぎる界面活性剤によって
肌の水分と油分も溶かしてしまっているんです。

 

 

つまり肌のバリア機能を破壊してしまっているんです。

 

肌を潤すバリア機能を失っている為、
この界面活性剤による
継続的な破壊が原因で乾燥肌になったり、
バリアが無くなり肌を守る機能の低下により
敏感肌になったりするんです。

 

これが日本人を乾燥肌、敏感肌にした原因の1つの歴史です。

 

分かり易く言うと
食器用洗剤が強い合成界面活性剤の例です。

 

飲食店で働いたことのある方なら
何となく想像できるかもしれませんが、
食器用洗剤使うと手がメチャクチャ乾燥しますよね?

 

それによって手荒れを起こしたり…

 

 

人の肌にも一応微弱な界面活性剤は存在しますので、
ある程度の耐性はありますが、
現代の化粧品に含まれる強い界面活性剤の場合
このように肌のバリア機能を破壊してしまいます。

 

安全な界面活性剤

 

ただ、中には50年以上安全に使われ続けている
界面活性剤
もございます。

 

石鹸です。

 

肌が弱かった幼少期でさえ、
石鹸で肌荒れを起こした事のある方は
少ないのではないでしょうか?

 

石鹸は多少肌に残っても
肌の上の皮脂と中和され、
洗浄力がすぐに失われますので、
合成界面活性剤に比べ圧倒的に安全なのです。

 

ですので、この石鹸以外の界面活性剤は極力使わない事をお薦めします。

 

実は8割以上の化粧品はこの強すぎる界面活性剤が含まれておりますので。

 

歴史的背景2「2001年 薬事法改正(大幅な規制緩和)」

全成分表示制

 

もともと
「肌に強い影響を及ぼす可能性が高い成分を化粧品として使ってはいけない」
という法律がありました。

 

これが薬事法改正によって
「全成分表示すれば配合しても良い」
と法律が変わったのです。

 

つまり
「全成分表示するので自己責任で調べて使ってください」
と法律が変わったのです。

 

なんでそんな無責任なことを…
と思うかもしれませんが、
当時新しい成分が次々と作り出されていて、
法が追い付かなくなったんですよ。

 

更に驚きなのが
「医薬部外品は全成分表示しなくてもいい」
という法律までできたのです。

 

進む規制緩和|全成分表示しなくても良くなった?

 

「医薬部外品」という言葉を聞いたことありませんか?

 

肌への有効成分が1種類でも配合されると普通の化粧品ではなく
医薬部外品という部類になるんです。

 

この「医薬部外品」に関しては
もともと法律で表示義務があった102種類の指定成分以外は
表示しなくても良いと法律が変わったんです。

 

当然この法律を利用して
悪い成分を隠している化粧品は山ほどあります。

 

最近美容液や化粧水を販売する
中小ベンチャー企業が増えてきたと思いませんか?

 

いろんな化粧品が販売され始めたのも
この大幅な規制緩和で
「簡単に参入し易くなった」
のが原因です。

 

また、現在のインターネット普及の時代では
色んな紹介サイトで
「成分的にこれは問題ない!」
と紹介しているサイトも見受けられますが、
「表示されずに隠されているだけ」
の物も多いんです。

 

実際に@コスメという口コミサイトがあるのですが、
「安全」と紹介されていても
「肌が悪化した」
という口コミが少なくとも2,3件はあるハズです。

 

歴史的背景 現代「どの化粧品を選んでいいのか分からない時代」

 

上記のように
法律の規制緩和、
メーカー側の事実隠蔽、
誇大広告、
知識のないベンチャー企業の参入、
各美容ブロガーさんによる誤った発信…

 

これらで現在
「どの化粧品を選んだらいいのか分からない時代」
に入っていったのです。

 

「合成界面活性剤入りの化粧品使っているけど、私は大丈夫っぽい!」
という方もいらっしゃると思いますが、
毎日使う事で確実に肌の機能は狂っていきますし、
睡眠不足等のほんのちょっとしたことでバランスを崩し、
一気に老化が進む事もあります。

 

そこでスキンケア選びの最低限の条件として
以下の3つの点に気を付けて頂ければと思います。

 

  • 合成界面活性剤が配合されていない物
  • 合成ポリマーが配合されていない物
  • 植物エキスが大量に配合されていない物

 

化粧品の場合、
突き詰めていくとまだまだ注意すべき点はあるのですが、
上記3つを意識するだけでも
だいぶ肌に優しい化粧品を選ぶことが可能です。

 

これら条件を抑えた化粧品は
当サイトでも紹介いたしますので、
そちらも参考にしてみて下さい。

 

安全な洗顔料を選ぶには?

安全なクレンジングを選ぶには?

安全な化粧水を選ぶなら?

安全な美容液を選ぶなら?

安全な日止め止めを選ぶなら?

 

まとめ

  1. 合成界面活性剤は肌のバリア機能を破壊する
  2. 「医薬部外品」には全成分が記載されているわけではない
  3. 「合成界面活性剤」「合成ポリマー」が配合されていない化粧品を選ぶ
  4. 界面活性剤の中でも「石鹸」は安全
  5. 植物エキスが大量に配合されていない化粧品を選ぶ